こんにちは 福島県白河市で活動するスポーツ少年団「白二ビクトリー」です。
白河地区は元々ドッジボールが盛んな地域で、2007年頃までは白河市内全校の小学生1年生~6年生が市内の体育館を貸切り、学年別対抗戦を行っていました。当時は、現在のようにルールが浸透していませんでしたが、親御さんは監督・コーチになりお子さん達を指導していました。その中の私もひとりでしたが、子供達が「競技ドッジボール」の存在を知り、「やってみたい」の一言で2003年に白二ビクトリーを設立しました。 当時は、右も左も分からない状況で活動していましたが、先輩チームのお教えを受けながら活動してきました。
親御さんから耳にする言葉の中に『中学校に行ってから同競技が・・・』とよく言われます。しかし、10mのコート内をボールが行き交いよけたり、キャッチしたりと5分間気を抜く 時間はありませんので、俊敏性・動体視力・持久力が培われます。ボールをキャッチする時、アタックする時は呼吸しません(無酸素運動)一方長距離種目等の有酸素運動はむしろ幼児期に鍛えるより、骨格や心肺組成の基礎部分が、出来上がってからでも遅くないと言う説もあるそうです。まさに、ドッジボールは小学生に最適なスポーツと言えます。中学校・高校に行ってもOB・OGの先輩方は、バレーボール・野球・バトミントン・バスケットボール等部活で大活躍しています。
白二ビクトリーは「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」(一人はみんなの為に、みんなは一人の為に)を合言葉に、ドッジボールを通して・礼儀作法(靴をそろえる・挨拶のできる子になる等)を養いながら活動しています。
そして、「やらなかった」と「できなかった」の意味合いに重きをもって練習に望んでいます。初めからアタックしたりキャッチすることは出来ないから、練習をして一歩ずつステップアップして試合で練習の成果をだすのですが、ここで練習してきたことが「できなかった」のであれば次の練習で克服し、次に繋げれば成長はありますが、「やらなかった」では、次に繋がりません。試合に負けて、勝負に勝ったとき、私達は子供達を賛美します。やるだけやって負けたのであればチームが弱いのです。弱点を練習でカバーし、アタックが決まったら100点、キャッチしたら100点個々の特性を活かしながら全員ドッジで勝利を 目指して頑張っているチームです。
白二ビクトリー代表
篠崎俊一